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年頭のご挨拶

年頭のご挨拶

合同会社TCMミャンマー
代表社員  都築 治

  念頭に当たっての挨拶を申し上げます。当社は設立以来地味ながらも順調な道を歩んで参りました。昨年12月には、当社が経営支援して参りましたIgeta & Sun社が、ティラワ経済特区で営業を開始することができました。ミャンマーの経済環境が必ずしも良い訳ではない中での営業開始は、ミャンマー関係の経済ニュースの中で大いに注目されました。同社の今後の発展が注目されます。

ミャンマーの昨年は混迷した1年でした。政権与党であったNLDと国軍の関係が悪化し、2月1日突然クーデター騒ぎとなりました。多くの犠牲者があったことに対しては痛嘆に堪えません。メディアは相変わらず一面的な報道に徹していますが、煽情的でないバランスの良い報道を望みます。

当社と提携関係にあった一般社団法人ミャンマー経済・投資センターが、昨年末をもって解散することになりました。当社社員も理事等として名を連ねていただけに残念ですが、同センターの一部の業務を当社が引き継ぐことになりました。具体的な業務は、今後煮つめて行く予定です。もう一つの提携団体一般社団法人日本ミャンマー友好協会は、順調な活動をしており協力関係をさらに深めて行く予定です。同団体は政治的に中立の立場で、日緬両国の各機関からは信頼度を高めています。

年頭に当たり、当社へのご指導・鞭撻をさらに賜らんこと、皆様のご発展を祈念いたします。

TCMミヤンマーのビジネスマッチングの成果

12月1日付けで営業許可を取得したIgeta & Sun社は、TCMミヤンマーが手がけたビジネスマッチングの初めての成果となりました。

本件のスタートは、2017年3月ミヤンマー・経済投資センターがミヤンマーで現地商工会議所連合会と共同開催したビジネスマッチング会場に参加したマンダレーを拠点とする金網製造会社のMandalay Thurein社(Sun社)から合弁事業を希望する日本企業を紹介して欲しいとの要望があったことです。

この要望を踏まえてTCMミヤンマーは日本の中堅の金網製造会社でまだ海外に拠点を持っていない企業を数十社選び出し、個々にミヤンマーでの合弁事業を行うことに興味がないか打診したところ株式会社イゲタ金網より興味ありとの回答がありました。

その後、検討に必要な追加情報の提供から始まり、両社の社長が相互に会社を訪問し合って合弁会社を設立する目標等について合意に至り、2019年6月合弁会社Igeta & Sun社を設立しました。

その後、Thilawa工場団地の敷地を確保し工場の建設を開始したところでコロナ禍に見舞われ工場の完成が遅延。2021年2月には工場に最後の機械据え付けを行っている時にクーデターが発生し、従業員の移動もままならない中で機械の試運転等を実施して今般の営業開始に至ったものです。

 

本件ビジネスマッチングがうまくいったポイントは以下の3点だと考えます。

  • 日本の中小企業が海外に進出する場合、単独ではなく同業種の現地企業との合弁事業としたこと。合弁での進出は市場調査、工場建設、従業員の確保等を現地パートナーに依存できるメリットが大きい。特に今回のケースのようにコロナとクーデターで日本から現地に行くことが出来ない場合でも事業を継続することが出来ました。
  • 現地のパートナーが信頼できる企業で、製品も日本側と補完的なものであったこと。自社の強みと弱みを的確に認識し、合弁事業の目的並びに相手に何を求めるかが明確であり、長期的なビジョン等について両社の経営者が合意することが出来ました。また短期的な投資からの利益を追求するような相手ではなかったことも重要なポイントでした。
  •  現地パートナーと日本の企業が相互理解を深め、合弁事業の目的や将来についての合意に至るまでのプロセスを的確にリードするTCMミヤンマーの存在があったこと。合弁に至るまでの道筋を示し、合意が容易でない点についてはじっくり話し合いをするようにして両社の信頼感を熟成させていくことが重要です。TCMミヤンマーは小規模なコンサルティング会社であり、自社で弁護士や会計士を持っていませんが、日系や現地の優秀な弁護士と会計事務所を使いつつゴールに導くことが出来ました。

 

現在ミヤンマーは残念な状況にありますが好転の兆しはあり、Igeta & Sun社の将来は長期的な視野に立てば明るいと言えます。TCMミヤンマーは今後共同社へのサポートを継続すると共に、今後第2代3の合弁事業が生まれることを期待しています。

ミャンマーの夜明け

2011年テインセイン政権誕生とその民主主義的な政策により、ミャンマーに対するアメリカの態度に変化が見られるようになった。11年11月ヒラリークリントン国務長官がまず露払いでヤンゴンを訪問した。12年3月からは、アメリカの経済制裁解除の動きが本格的になった。

同年11月19日にオバマ大統領がミャンマーに乗り込んだ。翌日には 大きな赤色のコカ・コーラの看板がヤンゴンの街にあふれた。この日からミャンマーは劇的に変わると私は直観した。

ヤンゴンへ は、ANAとベトナム航空の格安料金が運航しているとの連絡があった。クレジットカードも使えない時期、現金前払いでトレーダスホテル(現スーレー シャングリラホテル)一泊250ドルで予約した。 満室が續き、なかなか予約が取れない時期であった。VISAを申請に御殿山のミャンマー大使館前には50mの列ができて、このミャンマー詣では久しく続いた。

日本が開発する “ティラワ団地” 予定地は牛の放牧地のようでのんびりしていた、JICAの開発予定地図で位置を確認できた。何度かミャンマーに通っていると、サービスアパート建設の候補地を紹介することができた。しかし、ヤンゴン市の建設許可の取得には約2年かかった。街には日本人向けビジネスホテル、 居酒屋、ナイトクラブ、無償の日本語の月刊誌、新聞が発行されて来た。

タイ、ベトナム、マレーシア、シンガポール、インドネシア、フイリピン、ラオス、カンボジア、ブルネイに続く日本のサプライチエンの一翼を担う国になって欲しい。アセアン10ヶ国で一番の親日国なので私は期待しています。

   ミャンマーの夜明けに 立ち会って来て感慨深いです。

                                                                                                   三宅 紘一  2020.5.30.

 講  演

第94回セミナー < IT ビジネスの海外進出 2  >

2017年8月23日(木曜日) 参加者:47名 <主催:スクエアfreeセミナー>にて、

「アジア最後のフロンティア ミャンマー」〜まだ今からでもビジネス参加に間に合う!〜と題して講演して参りました。

「日本は少子高齢化の時代に突入し、一億総活躍社会の実現に向けた「働き方改革」が推進されていますが、一方で「ヒト・モノ・カネ・情報」などが国境を越えて行き来するグローバル化への取り組みも進んでいます。例えば東南アジアの各国は「経済特区」を整備して外資系企業を誘致するなどの積極的な施策を取っています。また、これらの中にはITに特化した経済特区もあります。
そこで、今回は以前一度テーマとして取り上げました「ITビジネスの海外進出」の第2弾として、積極的なグローバル化を推進しているアジア各国を取り上げて、参加者の皆様に今後のビジネス展開を考える上で参考になる情報をお届けする場としてセミナーを企画」

(合弁会社TCMミャンマーは、下記内容で講演)

海外ビジネスの中でも比較的難易度が低く感じるアジアへの投資先として、また国内の人材不足を補完する技能実習生の送り出し先として、最近注目されているミャンマーの最新の概況から政治、経済、文化を、そして日本人と相性が良いと言われるミャンマー人の気質について、ミャンマー経験20年以上のコンサルタントが、その付き合い方とそこでのビジネス成功の秘訣を交えてミャンマーをご紹介致しました。

   講師:都築 治    (合同会社TCM ミャンマー コンサルタント)

講師:井口 久生 (合同会社TCM ミャンマー コンサルタント)

 

■■■弊社はご要望に応じセミナー等講演のご依頼をお請けして参ります。どうぞお気軽にご相談くださいませ。■■■

ミャンマー進出(会社設立)サポート

■ 2018年8月1日 ミャンマー新会社法が施行スタートしました。
8月9日 TCMミャンマーにおきましては、新法下での設立サポート 第一号案件となりました。

現地KBZ銀行の日本担当者の方より『こんな早いのは、珍しい 新法での日本社第一号ではないか!!』と云って頂きました。また、現地弁護士の方からも『ミャンマー内でも注目ではないですか!!』と‥‥。(嬉しいお言葉です)

この経験を活かし、これからも多くの企業様サポートに尽力して参ります。

ミャンマーの経済成長率はアジアでNo.1に

ミャンマー投資委員会(MIC)のタウン・トゥン議長は、ミャンマーの経済成長率はアジアでナンバーワンになったと発表しました。

タウン・トゥン議長は「ミャンマーは、貿易や投資の分野においてアジアの中心地となるだろう。交通や電力などのインフラが不足しているが、これを投資のチャンスと捉えてほしい。ミャンマーには創造力豊かな若者が豊富にいる。今こそ、ミャンマーに投資すべきときが来た」とスピーチで述べられた。
7月20日にタイ・バンコク市内のシャングリラホテルで開催されたフォーラム「ミャンマー・インサイト2018」で発言したものを7Day Daily紙が7月22日に伝えた。

■■■ ご依頼頂ければTCMミャンマーより、外資が押し寄せる。「アジア最後のフロンティア」と言われて7年が経過したミャンマーの現状。まだ今からでもビジネス参加に間に合う!?…本当のミャンマーの姿」をお話しさせて頂きます。

海外ビジネスの中でも比較的難易度が低く感じるアジアへの投資先として、また国内の人材不足を補完する技能実習生の送り出し先として、最近は中国→ベトナムからミャンマーへとの声が多く聞かれます。       最新のミャンマーの概況から政治、経済、文化を、そして日本人と相性が良いと言われるミャンマー人の気質について解説します。 ミャンマー経験20年以上のコンサルタントが、その付き合い方とそこでのビジネス成功の秘訣を貴社の勉強会・セミナー等でお伝え出来ますので、是非ご依頼頂けますようお願い申し上げます。■■■

ミャンマー祭り 2018

6月31日 7月1日 芝公園:増上寺にてミャンマー祭りが開催されました。我々も一般社団法人 日本ミャンマー友好協会ブースのお手伝いに参加してきました。当日は天候にも恵まれ65,000人の来場者と大変賑やかな2日間でした。

(ブースへは安部明恵さんもご挨拶に来てくださいました)

「mynmar_japan SME seminar and business exchange」に参加
03/19/2018 ミャンマー商工会議所本部.

Myanmar-Japan SME seminar and Business Exchange

 

ミヤンマー中小企業セミナー」へ参加して参りました。

3月19日、ヤンゴンにおいて日本側:JMEICミヤンマー経済・投資センターミヤンマー側工業省中小企業局、並びにUMFCCIミヤンマー商工会議所連合会主催「ミヤンマー中小企業セミナー」TCMミヤンマーの社員4名が参加しました。

午前の部は、JETROと森・濱田・松本弁護士事務所より、現地最新事情のブリーフィングがあり、午後の部では中小企業と金融というテーマでミヤンマー工業省中小企業局等のプレゼンテーションの後、日本から参加した中小企業数社の企業紹介がありました。この様子は現地のTV局でも報道され、関心の高さが伺われます。

最後に、参加日本企業が各社別に設けられたテーブルに座り、これらの企業とビジネス関係を持とうとする多くの参加ミヤンマー企業とのビジネス交流会を行いました。

翌20日の午前中は、日本とミヤンマーが合弁で開発した「ティラワ工業団地」を視察し、団地内の日系の繊維工場も見学しました。午後にはMLCAミヤンマー契約ライセンス保有企業組合とのビジネス交流会も行い、多数のミヤンマー企業の日本の企業に対する強い期待を肌で感じることができました。

新年のご挨拶

新年あけましておめでとうございます。

TCMミャンマーは昨年10月に設立され、今年から本格的な活動をスタートいたします。

ミャンマーでのビジネスをお考えの企業の皆様、ミャンマービジネスに関するご相談がございましたら、いつでもお気軽にお声がけください。

2018年1月1日

代表 都築 治

「訪ミヤンマー経済ミッション」に参加

10月22日から24日まで日本商工会議所日本メコン地域経済委員会主催の「訪ミヤンマー経済ミッション」に参加しました。
23日、ミヤンマー商工会議所連合会(UMFCCI)との「第13回日本ミヤンマー商工会議所ビジネス協議会合同会議」に出席。
24日、アウン・サン・スーチー国家最高顧問の後継者とも言われているピョー・ミン・ティン ヤンゴン管区首相への表敬訪問、その後現地日本大使館及びミヤンマー商工会議所との交流会に参加。

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